二つの訃報に接して

午後、本屋さんで立ち読みした雑誌でアラン・ホールズワースさんが亡くなったことを知りました。享年70歳だったそうですね、本当に残念です。ギターを手にする人間ならその名前や風貌くらいは知っているはずです。しかし僕自身彼の曲はほとんど聞いたことがありません、でも若かったころよく読んだギター雑誌にはよく登場、というかその技巧ぶりが取り上げられていました。

「手がバカでかくてハンマリングとプリングで弾き通す凄腕ギタリスト」彼のフレーズをこんな風に僕は捉えていたと思います。レガートを駆使されている、といえばいいのでしょうか、ギターというよりは管楽器を思い起こさせるようなサスティンの効いた音色が印象的でした。ただし当時、80年代初めのころの話です、当時の僕には彼の音楽は「難解」だったのだと思います。

そしてこんなふうに昔はよかった~などと言い調子になっている時便利なのがYouTubeです、これは本当にありがたく僕にとってはなくてはならないものなのですが、「便利すぎる」のです。これはもう贅沢の極みですね、あっけなさすぎるのです。むしろわからないまま、発見できぬまま放っておいてもらいたい思い出だってあるのです。

夜になって酒を飲んでいると今度は日下武史さんの訃報を目にしました、静養先のスペインでお亡くなりになったとか、これまた悲しいですね、お悔やみ申し上げます。僕は大崎駅近所の会社に勤めていたのですが、定時で退社すれば浜松町から歩いて向かう自由劇場の18時30分からの開演に間に合ったこともあり四季の舞台を好んで観ていました。

もう何年前でしょうか石丸幹二さんが退団されたころの話です。日下さんというと「鹿鳴館」の影山伯爵役が僕にとっての氏の姿です。今思うことはこういった素晴らしい方と時代を共にできた、といった喜びとしか言いようがありません。また「死」によってその功績が見直されることに対して文句はありませんが、極端な話現役を退かれ「生きている今」だからこそ、もっと多くのスターたちに感謝やスポットを当たる機会もあっていいのでは、などと思ったりしました。

しかし人は死ぬわけです、2017年を占う!などと年の瀬になったりすると政治や社会などの動向が予測されたりするわけですが「今年死にそうな有名人」などは多分取り上げられることはないでしょう、不謹慎なのでしょうがこういった話題で飲むとけっこう場が盛り上がったりするものです。

それから「占い」ですね、寿命を占ってもらいたくはありませんが金運や仕事運など見てもらうのも悪くはありません、思わぬヒントを得られたりします。占いは意外なほど身近なものです。気分転換にいかがですか。